皆様お元気でしょうか?
マネージャーの永田です。
近年、ホームページ制作を業務としている会社は激増し、弊社としても他社様に負けないように何とか踏ん張っております。
そんな数ある制作会社の中から1社選んで制作の依頼・発注というのは大変難しいことかもしれませんね。
実際、担当者として発注する立場になったことがある方にお話を聞くと、
「どこのホームページ制作会社が良いかわからないし、多すぎて選べない」という悩みがあったと言われます。
本日はそんなうっかり自社のWEB担当者に任命されてしまった方に向けて少しでも助けになればと思い【制作会社の選び方】にフォーカスを当ててなるべく簡潔にお話させて頂きます。
■候補になりそうな会社を複数ピックアップする
まずは検索してください。良さそうな会社を2〜3社程度ピックアップしてそれぞれに問い合わせをして見積もりを取るのが一般的ではないでしょうか。
選定し発注に至る基準は「予算」「実績」「熱意」など様々かと思いますので、その辺は自社の判断で大丈夫かと思います。
ただ、その「ピックアップ」が非常に重要になります。ポイントとしては
①自社の同じ業種の会社と取引実績があるのか。
②自社のスタッフが制作しているのか。
③理想をカタチにできる会社なのか。
④制作・公開後のフォローができるのか。
の4つを満たしているかを重点的に見てもらえばよいかと思います。
①自社の同じ業種の会社と取引実績があるのか。
まずは制作実績などを掲載しているページを見てみて下さい。どのようなサイトを制作しているかがひと目でわかりますし、なにより担当者のあなた自身が働く会社と同業種の会社と取引実績があればある程度の水準以上でその業種のことを理解していることになるので、内容について細かく指示しなくてもある程度精度の高いものを用意してもらえます。もちろん最終的には担当者のあなたが掲載される内容を確認して修正の指示をだすことになるとは思いますが、大幅に労力は軽減できると思います。
②自社のスタッフが制作しているのか。
これも結構大事なポイントです。
ホームページ制作会社といっても営業担当しかおらず、制作作業自体はすべて外注の形態の会社も正直たくさんあります。外注であってもしっかりと進行管理をしている会社ももちろんたくさん存在しますが、打ち合わせした内容を元に指示書を作成し外注するという流れになるので伝えた希望内容に対するアンサーのズレが生じやすかったり、作業の進行自体も遅くなる場合が多いです。
自社で各部門を担当するスタッフを雇用している会社なら[商談・打ち合わせ]、[デザイン・コーディング]、[プログラム構築]などをワンストップに行えますので、希望や要望の反映精度も高くなりますし納期も早くなる場合が多いです。
③理想をカタチにできる会社なのか。
②の内容と若干被りますが、作りたいホームページがECサイトであるとか、予約システムや何かしらの機能を持たせたいとなると複雑なプログラム処理が要求されることになります。現在は様々なWEBツールも存在しますのでそれらを上手く組み合わせて使用すればプラグラマーの手を借りなくてもある程度要望に応えることは可能になりますが、細かい仕様変更やカスタムには対応できません。発注後に「できません」と言われしまうこともあり、トラブルに発展することもしばしばあるみたいですので候補になる制作会社が技術的にどのようなことができるのかをよく確認することも大事になります。
④制作・公開後のフォローができるのか。
ホームページでの成果は「時代の変化」に大きく左右されるので作って終わりではありません。単純にエンドユーザーのニーズの変化もありますし、GoogleやYahooなどの検索エンジンの基準の変更などで検索結果の上位に表示されていたサイトでも突然大幅に順位を下げてしまうこともよくあります。そうなってしまうとそのホームページでは望むほどの成果を得ることが難しくなってしまします。ですので制作だけでなく公開後のメンテナンスや管理などのフォローもしっかりできる会社を選ぶほうが良いということになります。WEB広告やSEO対策を専門に行う会社も存在しますので公開後はそういった会社に管理をお願いする方法もありますが、初期費用やランニングコストの両面で割高になる場合が多いです。
■候補の会社から1社選定し、発注する
前述の方法でピックアップした複数の会社から見積もりを取り、それぞれと打ち合わせや面談などを経て最終的にどこの会社に発注をするかという段階になったときの選定のポイントですが、最終的にはそれぞれのもっとも重要視する基準で選んで問題ないとは思いますが、必ず考慮に入れておいたほうが良いであろうポイントをお伝えします。
①しっかりとした提案でサイトの完成イメージができるか
②複数の制作パターンを提案をしてくれているか
③コスト面に正当性があるか
④連絡したときのレスポンスが早く、且つ丁寧であるか
①しっかりとした提案でサイトの完成イメージができるか
「見た目」、「内容」、「機能」などその全てがなるべく理想とするカタチで納品されることをどなたの担当者であっても望むところだと思いますが、そのためにわかりやすい提案書やヴィジュアルイメージなどを踏まえて、今会社が抱える問題点を解決しうる一手になる提案をしてもらえるかは非常に重要なポイントです。なにより担当者のあなた自身が完成したホームページのイメージがしやすくなるでしょうし、より安心して任せられる様になると思います。
制作スケジュールや納品・公開予定日なども明示してくれる会社であればより良いと思います。
②複数の制作パターンを提案をしてくれているか
希望や要望の全てをフルで実現させるととてもじゃないけど予算にはまらないというケースはよくありますが、「担当者といってもWEBに関する知識が無い」という方がほとんどですのでホームページ制作に必要になる予算の相場感なんてあるわけないので当然だと思います。ただ、予算に合わないから単純に別の制作会社を探すというは少しお待ち下さい。正直制作内容が同じであればどこの会社に発注しても予算は大きくは変わりません。むしろ「提案の一部を省略することでコストを下げる」、「段階を追って制作していき、最終的に理想のカタチを実現させる」など柔軟な制作プランを複数提案できる会社の話をもう一度よく聞いてみるほうがオススメです。
③コスト面に正当性があるか
②の内容と若干被りますが、「予算が合わない」というケースは弊社でも多々発生します。基本的にホームページ制作にかかるコストの大部分が人件費になりますのでそのコストを大きく下げることは物理的に不可能です。金額が高いから良いものができるとも限りませんが、とてつもなく安いというのも逆に疑うべきポイントではあります。そんなとき大事になるのは見積もりのひとつひとつの項目にかかる金額の説明をしっかりしてもらえて、その項目に正当性を感じることができるのかということです。
ぜひ各会社の担当者に質問としてぶつけて下さい。僕にもぶつけて下さい。
④連絡したときのレスポンスが早く、且つ丁寧であるか
制作会社側の担当者からのレスポンスが早いかどうかも重要なポイントです。実際、お問い合わせを頂くお悩みで「今現在お付き合いしている制作会社のレスポンスが遅すぎる」という声が非常に多いです。これだと作業の進捗状況も把握しずらくなりますし、大丈夫なのかと不安になりますよね。それが元で任命責任を会社に問われてしまうなんて事態に発展したらそれこそ一大事です。
あと専門用語を連発してくる担当者も注意が必要です。当たり前の様によくわからない専門用語を連発されてその意味を聞くこともできずに相互理解ができぬままなんとなく進行してしまっては良いホームページはできません。しっかりと理解できるように丁寧に説明してくれる担当者であれば、相性なども気にせず一緒になって良いホームページが作りができると思います。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事が全てのWEB担当者の方(特にはじめての方、嫌な経験をしてトラウマ化している方)にとって少しでもお役に立てば嬉しいです。
もちろん株式会社アップポイントは上記の条件をすべて満たしております。
だからといって弊社を選べと言うわけではございません。
あくまで候補の中にそっと、そ~っと含めて頂けたら嬉しいです。ぜひお問い合わせ下さい。